『日本ソムリエ協会教本2016年版』に載っているアルゼンチンの州別ぶどう栽培面積が間違っている。

『日本ソムリエ協会教本2016年版』に載っているアルゼンチンの州別ぶどう栽培面積が間違っていたので協会に報告しました。

『日本ソムリエ協会教本2016年版』 p.432 にアルゼンチンで栽培されている主なぶどう品種の栽培面積が載っていますが、何故ピンク系ぶどう品種が載っていないのでしょう。
醸造用ピンク系ぶどう品種の Cereza, Criolla Grande の栽培面積は Pedro Giménez より大きいのですが……。

トロンテスの説明に「トロンテスはスペイン原産。クロージャとモスカテル・アレハンドリアの自然交配によって生まれたとされている。リオハーノ、サン・ファニーノ、メンドシーノの3つのクローンがある。」と書かれていますが、Torrontes Riojano, Torrontes Sanjuanino, Torrontes Mendocino は異なる品種なので、「クローン」と言うのは間違いになります。

p.434 のメンドーサ州、ルハン・デ・クージョの説明に「トカイ・フリウラーノ」の名が出てきますが、アルゼンチンの品種リストに「トカイ・フリウラーノ」の名はありません。
公的な品種名の Sauvignonasse か、シノニムの Tocai を使うべきだと思いますが……。

ルハン・デ・クージョでの Sauvignonasse の栽培面積は2014年で 5.47 ha しかないので、もっと栽培面積の大きい品種の名を載せたほうが良いと思います。

また、p.432 の[2013年主要産地の地方別・栽培生産状況]でメンドーサ州の栽培面積は 160,982 ha ですが、p.434 では 159,800 ha と間違った数値が使われています。
他の州の数値も間違っているので訂正したほうが良いと思います。

posted : 2016-10-29 | category : 日本ソムリエ協会教本2016年版

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