ブルガリアの「ワイン法と品質分類」での間違いを協会に報告

『日本ソムリエ協会教本2016年版』のブルガリアの「ワイン法と品質分類」での間違いを協会に報告しました。

それぞれのテキスト編集委員の担当箇所が分かるようになれば、テキスト編集委員も手抜きをしなくなると思うのですが……。

『日本ソムリエ協会教本2016年版』p.386 でブルガリアの「ワイン法と品質分類」についての説明がありますが、かなり酷い内容です。担当のテキスト編集委員は誰なのでしょう。

ブルガリアの「保護された原産地名称」は52ありますが、Гарантирано и Контролирано Наименование за Произход - ГКНП(Guaranteed and Controlled Appellation of Origin)と Гарантирано Наименование за Произход - ГНП(Guaranteed Appellation of Origin)を合わせて52です。

教本では ГКНП を「Guaranteed Appellation and Denomination of Origin」としていますが、この英語をテキスト編集委員の誰もおかしいと思わなかったのでしょうか?

ブルガリア担当のテキスト編集委員は52産地が ГКНП(教本ではGADO)だと思っているようで、「ワインの産地と特徴」の説明で、ГНП に該当するワイン産地も ГКНП だとされています。
ГКНП と ГНП は区別して説明したほうが良いと思います。

「p.371のようなGAOやGADOを名乗っていないワインもある。」と書かれていますが、「p.371」は2015年版教本のページです。

p.384 の地図でのカタカナ表記と本文でのカタカナ表記が異なるワイン産地がいくつかあります。担当のテキスト編集委員が手抜きをしてチェックをしていないのではないでしょうか。

また、ワイン産地の「成長期の積算温度」の基準を、教本内では統一したほうが良いと思います。
黒海沿岸の「積算温度は3,600〜4,000℃。7月の平均気温は21〜22℃」ですが、p.459 でバロッサ・ヴァレーは「積算温度は1,710℃、1月の平均気温は21.4℃」と書かれています。

参考ページ : 日本ソムリエ協会 教本 2016年版

posted : 2016-11-05 | category : 日本ソムリエ協会教本

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