ボルドー 2015年版教本

『日本ソムリエ協会教本2015年版』 p.160 でボルドー地方の AOC について、A.O.C.の数は60(2011年末現在) と書かれていますが、ボルドー地方の AOC (AOP) の数は 39 です。

p.161 でボルドー全域の主要 AOC として「ボルドー・クレーレ」の名がありますが、ボルドー・クレーレは AOC Bordeaux で造られるワインのタイプのひとつです。(AOC Bordeaux の白ワインを「ボルドー・ブラン」と言うようなものです。)

p.162 のメドック地区の説明に、A.O.C.メドックは川の下流域、A.O.C.オー・メドックは川の上流域で造られる地区名のワイン。 と書かれていますが、AOC Médoc の生産区域内にある AOC Haut-Médoc を下流、上流で区別はできないと思います。

たとえば、Margaux で造られる AOC Médoc は、Pauillac で造られる AOC Haut-Médoc より上流で造られていることになります。

マルゴーは、メドック地区の6コミューンの中では最大で と書かれていますが、コミューンの Margaux の栽培面積は最大ではありません。

注 : 教本では「地域名や市町村名」と「AOC や DOC 等の産地名」がごちゃ混ぜになっている箇所が多くあります。

p.169 のコート地区の説明に、ブライ、コート・ド・ブライは2020年の収穫分まで存続する。 と書かれていますが、AOC Blaye と AOC Côtes de Blaye がなくなるという情報を見つけることができません。本当なのでしょうか?

p.169-170 のアントル・ドゥ・メール地区の説明に、辛口白ワインの大産地 と書かれていますが、「辛口赤ワインの大産地」の間違いです。

posted : 2016-01-28 | category : 日本ソムリエ協会教本2015年版

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