酒造好適米「雄町」とは

タイムマシーン・プロジェクト・プルミエ・クリュの「 Documentary of SWE #65 ~シニア3次対策『酒造好適米』~ 」を読んでいて知ったのですが、『日本ソムリエ協会教本2016年版』の日本酒の章にも ? な記述があるのですね。

p.580 の雄町の説明に、品種改良されることなく、江戸期から栽培されてきた稀少な品種 と書かれているのですが、選抜(純系分離)は品種改良になるのではないのでしょうか?

また、「江戸期から」と言うのは無理があるように思います。1868年から明治なのですが、雄町は「1866年に選出」されたのですよね?

晩稲らしく、よく熟して水分が多く と書かれていますが、「よく熟す」ことと「晩稲らしさ」は関係ないと思います。(晩稲は熟す時期が早稲より遅いだけで……。)

「水分が多い」ことが晩稲や雄町の特徴なのかどうかは分かりませんが、「酒造米および有色素米の栽培と利用に関する研究(第1報)」に載っている改良雄町の玄米水分量は少なめです。

農産物規格規程」を読むと、醸造用玄米にとって水分量が多いことはマイナス要素に思えるのですが……。

岡山県高島村大字雄町での篤農家、岸本甚造による穂の発見がその始まり。選抜を続け、1866年に選出。 と書かれていますが、穂が発見されたのは「伯耆大山参拝の帰路」と言われているようなので、「高島村大字雄町」は間違いになると思います。

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posted 2016-10-23

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