クロアチア 2015年版教本

『日本ソムリエ協会教本2015年版』 p.362-363 でクロアチアの「ワインの法律と品質分類」の説明があり、ストウノ・ヴィノについては 政府の審査委員会による外観、香り、味わいその他による総合評価点(BUXBAUM)14.5未満。国内の複数の生産地域のブドウをブレンド。 と書かれていますが、14.5以上だと「ストウノ・ヴィノ」として認められないのでしょうか?

また、「複数の生産地域のブドウをブレンド」してもいいと思いますが、しなくてもいいと思います。

注 : 官能検査は100点満点で行われ、Stolna Vina KZP は65点、Kvalitetna Vina KZP は72点、Vrhunska Vina KZP は82点以上が必要なようです。

教本では触れられていませんがクロアチアも EU 加盟国なので、保護された原産地名称(ZOI)と保護された地理的表示(ZOZP)の説明があってもいいように思いますし、上級ワインを「保護された原産地名称」と関連付けないで説明するのは難しいと思います。

主なぶどう品種のリストに Malvazija= Malvasia とありますが、Malvasia は多くの品種のシノニムとして使われているので、この書き方では誤解を招くと思います。クロアチアで多く栽培されている Malvazija は Malvazija Istarska という品種です。

また、リストは2002年版教本と全く同じなので、現在でも主要なぶどう品種であるかは分かりません。

p.363-365 にワイン産地の説明があり、ワインの産地は、大陸部と沿岸部に分かれ、大陸部には7つ、沿岸部には5つの指定原産地がある。 と書かれていますが、クロアチアは EU に加盟後、産地区分を変更しています。

各産地の栽培面積と生産量のデータは2002年版教本から使われているものなので参考にはならないと思います。(各産地の説明もそのままです。)

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posted 2016-01-14

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