ぶどう品種とシノニム

『日本ソムリエ協会教本2016年版』で使われている「ぶどう品種名」には Gamay Noir à Jus Blanc や Melon de Bourgogne のような一般的には使われないシノニムが数多く載っていますが、何故それぞれの国の品種リストに載っている名称を使わないのでしょうか?

EU ではぶどう品種名をラベル表示する場合、品種リストに登録された名称しか使えないように、EU 加盟国において品種リストの登録名は重要なのですが、フランスの品種リストに登録されている名称は Gamay と Melon になります。

参考資料 : 欧州共同体における ワインラベル表示規制の改革について(PDF)

OIV で各国の品種リストを纏めたもの(International list of vine varieties and their synonyms)を公開していますが、教本でもそれぞれの国の説明で使われる品種名を、品種リストを参考に整理できないのでしょうか?

それから、2016年版教本 p.33-37 の品種リストは、1999年教本で「ワイン用主要ぶどう品種」として載っていたものと同じですが、主要と言うのには無理がある品種がいくつかあります。

白ぶどう品種の Pascal blanc は20年前でもかなりマイナーな品種ですし、産地はローヌではなくプロヴァンスだと思います。

協会では「どうせ教本を読むのは認定試験受験者だけだから、更新しなくても問題ない。」と考えているのでしょうが、そろそろ現状にあった主要ぶどう品種のリストに更新したほうがいいと思います。

Database of Regional, National and Global Winegrape Bearing Areas by Variety, 2000 and 2010 のような参考になるサイトがあるのですから!

上位50品種のリストは VIII. Summary charts for each of the world’s top 50 varieties(PDF)

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posted 2016-03-15

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