AOC Côte de Beaune-Villages

『日本ソムリエ協会教本2016年版』p.100 に AOC Côte de Beaune-Villages の説明があるのですが、テキスト編集委員の誰も矛盾に気付かないようで、2013年版教本から間違ったままになっています。

以下が教本の記述なのですが…

19世紀から20世紀前半、コート・ド・ボーヌの中で高品質のワインは、当時最も広く知られていた「ボーヌ」「コルトン」「ポマール」「ヴォルネイ」の名前で販売されていた。1936年にこれらの名前がA.O.C.として制定されるにあたり、コート・ド・ボーヌのその他の村の赤ワインは、A.O.C.コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュの名前を名乗ることとなった。

19世紀から20世紀前半、コート・ド・ボーヌの中で高品質のワインは、当時最も広く知られていた「ボーヌ」「コルトン」「ポマール」「ヴォルネイ」の名前で販売されていた。 という箇所は出鱈目です。

また、ボーヌ、コルトン、ポマール、ヴォルネイの中で1936年に AOC として認められたのはボーヌとポマールだけです。

教本の書き方では、ボーヌ、コルトン、ポマール、ヴォルネイが AOC として認められた後に AOC Côte de Beaune-Villages が出来たようにように読めますが、AOC Aloxe-Corton と AOC Volnay が認められたのは AOC Côte de Beaune-Villages より後になります。

ちなみに、Pernand-Vergelesses と Santenay は1936年に AOC になっています。

以下の記述も間違っています。

これらの村は、(1)自身の村の名前のA.O.C.、(2)自身の村の名前にコート・ド・ボーヌと付記、(3)A.O.C.コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュのいずれかの形を取ることが出来る。

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posted 2016-05-11

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