Rioja (PDO)

地理的表示区分
生産されるワイン

DOCa Rioja〈リオハ〉の生産地域はエブロ川の両岸に広がっていて、左岸 の Rioja Alavesa〈リオハ・アラベサ〉、右岸上流側の Rioja Alta〈リオハ・アルタ〉、右岸下流側の Rioja Oriental〈リオハ・オリエンタル〉の3地区に分かれています。

Rioja Alavesa はバスク州アラバ県に、Rioja Alta はラ・リオハ州に、Rioja Oriental はラ・リオハ州ナバーラ州に位置しています。

註 : ラ・リオハ州内にカスティーリャ・イ・レオン州ブルゴス県の飛び地があり、リオハ・アルタの畑として登録されています。

DOCa Rioja では赤ワインの生産が多く、栽培面積の 80 % ほどを黒ぶどう品種の Tempranillo が占め、Garnacha Tinta は 7 % 弱、白ぶどう品種の Macabeo は 6 % ほどです。

また、DOCa Rioja はスペインで最も生産量の多いワイン産地で、DOCa Rioja と2番手の DO Cava の順位は安定していますが3位以下は年によって変わっています。

ぶどう品種

赤ワイン用
ロゼワイン用
白ワイン用

地区ごとの栽培面積(ha)

2020 Estrategia y Memorias – Consejo Regulador DOCa Rioja – Riojawine
黒ぶどう品種 白ぶどう品種
Rioja Alavesa 12,189 903 13,092 19.9 %
Rioja Alta 24,613 3,058 27,671 42.1 %
Rioja Oriental 22,944 2,018 24,961 38.0 %
59,746 5,979 65,724 100 %

memo

DOCa Rioja はスペインで最も生産量の大きいワイン産地で、膨大な熟成用の木樽があることでも有名です。

木樽はアメリカンオークが一般的なものの、フランス、ロシア、東ヨーロッパ産のオークを使う生産者もいるようです。

link

AD

楽天市場

posted 2020-01-26, update 2024-01-23

Index

posted by katabami