ワインエキスパートに教わるワイン入門
コート・ドールはピノ・ノワールを捨てることができるのか?
温暖化の影響により、コート・ドールはピノ・ノワールの栽培に適さない土地になりつつあると言われていますが、コート・ドールはピノ・ノワールを捨てることができるのでしょうか?
結論から言えば、「理論的には可能だが、現実には極めて難しい」というのが正確な答えになります。以下、その理由を制度・経済・文化・市場の各観点から整理します。
法制度上の制約
- AOC制度による品種規定:ブルゴーニュのAOC、とりわけコート・ドールの主要アペラシオン(例:Chambertin、Romanée-Contiなど)では、赤ワイン用の主要品種は Pinot noir に限定されています。
- 他品種を用いた場合、そのワインはアペラシオンの条件を満たさず、AOC 名を名乗ることができません。原則として IGP か Vin de France(地理的表示なし)としてしか販売できず、コート・ドールのように IGP の選択肢がほとんどない地域では、実務上 Vin de France 扱いになる場合が大半です。
経済・ブランド価値の問題
- 「コート・ドール=ピノ・ノワール」のブランドは、数世紀にわたり築かれてきたものであり、世界市場で極めて高い付加価値を持つ。
- たとえシラーなどの温暖地向け品種が気候に適するとしても、それを用いたワインでは現在の価格帯・市場評価を維持できない可能性が高い。
栽培者・醸造家の対応力
- 多くの生産者は、クローンの選定、樹齢の管理、収量制限、仕立ての工夫などにより、温暖化の影響に適応しつつあります。
- また、標高の高い区画や北向き斜面の活用など、テロワールの多様性を生かしてピノ・ノワールの品質を維持する努力も続いています。
文化的・心理的要因
- コート・ドールの生産者にとって、ピノ・ノワールは単なる品種ではなく、地域アイデンティティの中核です。
- 代替品種の導入は「伝統の放棄」と受け取られ、地域内でも強い抵抗があります。
一部例外と将来的な可能性
- ブルゴーニュでは、INAO が定める VIFA(variétés d’intérêt à fin d’adaptation)やコンセルヴァトワールの枠組みを使い、シラーのほか、サヴァニャン、アシルティコ、クシノマヴロなど他地域由来の品種について小規模な試験導入が進められています(主に実験目的)。
- ただし、これがAOC制度の枠内に組み込まれるには、INAOによる法的な認定手続きと社会的合意形成が不可欠であり、相当な時間がかかります。
結論
コート・ドールが制度的にも市場的にも「ピノ・ノワールを捨てる」ことは現実的ではなく、当面はその適応力(クローン選抜、区画選定、醸造技術の高度化)によって温暖化に対処していくしかないと考えられます。仮に将来的に品種転換が進むとしても、それはコート・ドールというブランドの根幹が大きく変容することを意味し、単なる農業的決断を超えた文化的転換となるでしょう。
「標高の高い区画や北向き斜面」はコート・ドールではありませんよね。
「標高の高い区画や北向き斜面」は、コート・ドールの主力産地にはほとんど存在しないという点でご指摘のとおりです。
コート・ドールの地形特性
- コート・ドールは、東向きの比較的なだらかな斜面(標高約250〜350m)に優良畑が集中しており、高標高(400m超)や北向き斜面は例外的です。
- したがって、温暖化への対応として「より高い標高」「北向き斜面」を積極的に使うという戦略は、マコネやオート・コート・ド・ボーヌ/ニュイ、あるいはサン・ブリなど他地域では現実的でも、コート・ドール本体では選択肢が限られています。
一部例外
- オート・コート・ド・ボーヌ/オート・コート・ド・ニュイ(Hautes-Côtes de Beaune / Hautes-Côtes de Nuits)には、標高400〜500mに達する冷涼な区画も多く、温暖化が進むなかで将来的な補完的役割が期待されています。
ただし、これらはコート・ドール(Côte d'Or)とは別のAOC・別の産地であり、市場価値や評価の面でも独立した扱いを受けています。
温暖な条件に適応するため、ピノ・ノワールの耐暑性クローンの導入も進められているようですが、それにもいずれ限界が訪れるのではないでしょうか。
クローン改良による適応の限界について
- 現在の対策:耐暑性クローンの育成
- ブルゴーニュや他の産地では、果皮の厚いタイプ、熟期の遅いタイプ、酸の保持に優れたクローンなどが選抜され、温暖化への対策として活用されています。
- 例として、フランスでは ENTAV-INRA® によって 113、115、777 など多数のピノ・ノワール・クローンがすでに選抜・登録されており、これらは世界各地の産地(オーストラリアなど)で、暑さや乾燥ストレスへの適応も念頭に置いたクローン選抜・栽培試験に利用されています。
- 限界の理由
- しかし、こうしたクローン改良には次のような構造的な限界があります。
- ピノ・ノワールという品種自体の特性:皮が薄く、酸が落ちやすく、フェノールのバランスが気候に大きく左右される品種であり、根本的に暑さに強いわけではありません。
- クローン間の多様性は限定的:ピノ・ノワールは変異性のある品種とはいえ、ヴィティス・ヴィニフェラという種の範囲内での改良に過ぎず、例えばシラーのような暑さに強い品種とは遺伝的ポテンシャルの幅が異なります。
- 気候変動のスピードが速すぎる:現在の改良スピードでは、2050年以降の予測される高温乾燥条件に対応しきれない可能性があります。
- 長期的展望
- これらの事情から、耐暑性クローンの導入は「延命措置」としては有効でも、抜本的な解決にはなりえないとする見方が専門家の間では一般的です。
- 将来的には、AOC制度の柔軟化、他品種の導入、あるいはテロワールの再定義といった、より構造的な変化が求められる可能性があります。
結論
耐暑性クローンの導入は、温暖化に対する重要な適応策の一つですが、ピノ・ノワールという品種が本来的に持つ限界を超えるものではありません。この取り組みが「時間を稼ぐ」ことはできても、将来的にコート・ドールが直面する根本的な選択(品種、制度、ブランドの再構築)を避けることは難しいと考えられます。
ガメイはピノ・ノワールに比べて温暖化の影響を受けにくいと考えられますが、ブルゴーニュがかつて排除したガメイを、将来的に再び植えることはあり得るのでしょうか?
シラーやピノ・タージュと違って、古くからこの地域で栽培されていた「地元のぶどう」なのですから。
ブルゴーニュにおける将来的なガメイ再評価の可能性
- 歴史的背景
- ガメイは14世紀にはすでにブルゴーニュ公国で広く栽培されていましたが、1395年にフィリップ豪胆公が「粗野で有害なぶどう」としてピノ・ノワールへの転換を命令し、以後は主にマコンやボジョレーーへと追いやられました。
- ただし、今日でもブルゴーニュの南部(Côte ChalonnaiseやMâconnais)にはガメイを用いたAOCが存在しており、完全に消えたわけではありません。
- ガメイの特性と温暖化への耐性
- ガメイは生育が早く、酸を保ちやすく、過熟によるアルコール過多になりにくいという性質があり、温暖化への耐性という点ではピノ・ノワールより優れています。
- 一方で、タンニン構造が軽く、熟成適性や複雑性の点でピノ・ノワールに劣るという評価も依然として根強くあります。
- 制度的な課題
- ブルゴーニュの主要 AOC(村名格以上)では、ガメイは赤ワイン用の認可品種としては原則認められておらず、その区画にガメイを植えても村名・1 級・特級ワインには使えません。現行の制度のもとでは、そうしたガメイは Vin de France など、格下カテゴリー向けにしか利用しにくく、経済的には大きなディスカウントを受けるのが現実です。
- 今後の可能性
- 気候変動の進行や、ピノ・ノワール栽培の持続性への疑問が深まれば、「地域の伝統品種であるガメイの復権」という動きが支持される余地はあります。
- 特に、品質に妥協することなく温暖な条件に対応できる中庸な選択肢として、ガメイの再評価が進む可能性は否定できません。
- ただしその際も、「ピノ・ノワールの代替」としてではなく、「異なるスタイルのワインを提供する選択肢のひとつ」として位置づけられることになるでしょう。
結論
ブルゴーニュが将来的にガメイを再び受け入れる可能性は、制度的・文化的な壁はあるものの、完全に排除すべき選択肢ではないと考えられます。
とりわけ「地域に根ざしたぶどう品種」としての歴史的正統性を持つ点は、シラーやピノ・タージュに対して大きなアドバンテージであり、今後の気候と市場の動向次第では、限定的ながら復権の道が開かれる可能性もあります。
ガメイは「粗野で有害なぶどう」とされて追放されましたが、本当に劣った品種だったのでしょうか?
「ガメイ追放令」の背景には、品質の問題だけでなく、政治的・社会的な要因も絡んでいたとされています。
ガメイ追放の背景 ― 品種特性と政治的要因の交錯
- 1395年の「ガメイ追放令」の概要
- 1395年、ブルゴーニュ公フィリップ豪胆公は、「ガメイは有害で下劣なぶどう(très mauvais et déloyal plant)」であるとして、ピノ・ノワールへの転換を命じる布告を出しました。
- この布告は今日「ガメイ追放令」として知られ、ブルゴーニュにおけるピノ・ノワールの特権的地位を築く象徴的事件とされています。
- 品質面での評価:本当に劣った品種だったのか?
- 当時の判断には一部妥当性があったとも言えます。
- ガメイは収量が多く、生育が早いため、農民にとっては扱いやすい反面、過剰収量による質の低下が起きやすい品種でした。
- 発酵管理技術が未発達だった中世では、タンニンや酸の構造の弱さが「粗野」「未熟」と受け取られやすかった可能性があります。
- ただし、現代の技術と低収量管理下では、ボジョレーー・クリュに見られるような繊細で高品質なワインも造られており、品種自体が劣っているわけではありません。
- 政治的・社会的要因
- ガメイ追放令の背後には、品質以外にも以下のような政治的・社会的動機がありました:
- ピノ・ノワール=貴族的、ガメイ=農民的という階層イメージがあり、支配層が自らの好む品種を制度的に保護しようとした。
- 高品質なワインの生産によって、ブルゴーニュの国際的な prestige(声望)を高めたいという経済戦略。
- 自給的・大量栽培を好む農民に対する、支配階層からの統制手段としての意味合いもあったとされています。
結論
ガメイは、栽培のしやすさゆえに品質管理が疎かになりがちな側面はあったものの、品種そのものが劣っていたわけではありません。
むしろ、ガメイ追放令には、品質・美学の問題に仮託された支配構造の維持や経済的戦略といった政治的意図が色濃く反映されており、単なる品種評価以上の歴史的文脈があったことは明らかです。
ピノ・ノワールとブルゴーニュの関係は非常に古くから続いていますが、AOC やイタリアの DOC の多くは、原産地呼称として制度化された時点での品種構成が現在まで引き継がれているにすぎません。
そのため、ブルゴーニュのような単一品種産地に比べれば、品種交代はずっと容易なのではないでしょうか。
AOCやDOCにおける品種構成とブルゴーニュの特異性
- 原産地呼称制度と「固定された品種構成」
- 多くのAOC(フランス)やDOC(イタリア)では、原産地呼称制度が整備された20世紀中頃(1930〜1970年代)における実際の栽培状況が、制度上の品種構成として固定されました。
- つまり、制度が確立された時点の「慣行的品種」が法的に明文化され、その後の変更には再申請・官報改正などの手続きが必要になります。
- ブルゴーニュの特殊性:単一品種とブランドの一体化
- ブルゴーニュでは、中世以来ピノ・ノワール(赤)とシャルドネ(白)が歴史的にも文化的にも地域アイデンティティと一体化しています。
- 単に制度上そうなっているだけでなく、「コート・ドールのピノ・ノワール」であることが市場価値そのものとなっており、他品種への切り替えは制度だけでなく、経済的・文化的な壁も非常に大きいです。
- 他地域での柔軟性:混醸・代替品種の余地
- トスカーナや南仏、スペインの多くのDOなどでは、複数品種の混醸が制度上認められているため、気候や市場の変化に応じてブレンド比率や主要品種を段階的に変更することが比較的容易です。
- また、複数の品種が「伝統的」として登録されている場合は、品種間でのシフトも制度上スムーズに行えます。
結論
ご指摘のとおり、単一品種で形成されてきたブルゴーニュのAOCは、他地域と比べて品種交代が格段に困難です。
他のAOCやDOCでは、原産地呼称制度が既存の栽培実態を後追いで形式化した側面が強いため、変更も制度的に対応可能な枠組みが残されています。
一方でブルゴーニュの場合は、制度、歴史、文化、経済が一体化してピノ・ノワールを支えているため、品種の入れ替えは単なる技術的・制度的変更では済まない構造的課題になります。
コート・ドールのように単一品種に特化したワイン産地と同様に、スパークリングワインに特化したシャンパーニュや、貴腐ワインに特化したソーテルヌといった産地も、今後はブランドとしてワイン産地を維持していくのが難しくなっていくのではないでしょうか。
特化型ワイン産地における持続性の課題
- 共通点:スタイルの特化=柔軟性の制限
- コート・ドール(ピノ・ノワール)、シャンパーニュ(スパークリング)、ソーテルヌ(貴腐ワイン)はいずれも、特定のスタイル・技術・気候条件に強く依存しています。
- この「特化」は高いブランド価値をもたらす一方で、気候変動や市場変化への対応力を著しく制限する構造を持っています。
- シャンパーニュの課題と対応
- 瓶内二次発酵に適した酸を保つための冷涼な気候が不可欠ですが、気温上昇により「酸が落ちやすく、アルコール度数が上がる」傾向が出てきています。
- 現在は摘期の早期化、ピノ・ムニエの再評価、リザーブワインの活用、セパージュの調整などで対応していますが、酸の構造に限界が来れば、スパークリングワインとしての品質維持が難しくなります。
- ただし、スタイルが品種に依存しないため、ピノ・ブランやピノ・グリ、シャルドネの変異など新しい素材への転換が可能である点では、ブルゴーニュより柔軟性があります。
- ソーテルヌの課題と対応
- ソーテルヌはボトリティス・シネレア(貴腐菌)の発生条件=朝の霧と日中の乾燥という微妙な気候バランスに強く依存しています。
- 温暖化による乾燥化や極端な降雨でボトリティスの発生が不安定となり、生産量のばらつきや極端な収穫遅延、灰色かび化(貴腐でない腐敗)が課題になっています。
- 一部のシャトーでは辛口白ワインへの転換やセカンドワイン戦略が進められていますが、「ソーテルヌ=貴腐ワイン」というイメージが強固なため、転換にはブランド上の壁があります。
結論
コート・ドール、シャンパーニュ、ソーテルヌといったスタイルに特化したワイン産地は、ブランドとしての力が強い反面、気候や市場環境の変化に対して極めて脆弱です。
柔軟な対応が可能な産地に比べ、制度・技術・市場・文化の四重の拘束を受けているため、維持には不断の適応努力と場合によってはブランド再定義の覚悟が求められる時代に入っています。
ピノ・ノワールから他の品種への転換が避けられなくなったとき、コート・ドールはそれでもワイン産地であり続けることを選ぶのでしょうか?
それとも、果樹や他の作物へとシフトすることになるのでしょうか?
コート・ドールの将来の選択肢 ― ワイン産地としての継続か、多角化か
- コート・ドールの将来の選択肢 ― ワイン産地としての継続か、多角化か
- コート・ドールは単に「ぶどうが栽培されている場所」ではなく、ピノ・ノワールを中心としたワインの生産と歴史・文化・経済が一体化した土地です。
- そのため、「他の品種に切り替えてもワイン産地として残る」ことと、「ワインという文化的構造を捨てる」ことは、実は質的にまったく異なる選択になります。
- 他品種への転換の現実性
- 他品種(例:シラー、ガメイ、ピノ・タージュなど)への転換は、INAOの承認・AOC仕様書の改定・市場の受容という高い壁があるものの、不可能ではありません。
- ただし、ピノ・ノワールという「意味」と「名声」を失ったコート・ドールが、他品種で同じブランド価値を維持できるかは非常に疑問です。
- 仮に他品種で成功したとしても、それは「コート・ドール」ではなく「別の新しい産地」としての再出発に等しい意味を持つでしょう。
- ワイン以外の作物への転換の可能性
- 気候の変化が極端になり、ぶどうそのものの栽培が困難になるレベルに達した場合、果樹や穀物、畑作などへの転換も理論上は考えられます。
- しかし、コート・ドールの斜面地形・土壌構造・小規模区画・観光インフラは、ぶどう栽培に極めて特化しており、他作物への適応は経済的合理性を持ちにくいのが現実です。
- また、「ワイン以外の農業」を選んだ場合、地域経済・文化資源・国際的知名度の大半を喪失することになり、根本的な再構築が必要になります。
- 第三の道:ワイン産地としての「再定義」
- コート・ドールが真に直面するのは、「ピノ・ノワールを失うか否か」ではなく、「ワイン産地であるとはどういうことかを再定義するか否か」という問いです。
- たとえば、「伝統の喪失」ではなく「進化した継承」としてブランドを維持する可能性もあります。
- 品種に柔軟性を持たせたAOC制度の見直し
- 新しいスタイルのワインの提案(ブレンド、酸化熟成、アンフォラ醸造など)
- 観光・文化資源としてのワイン産地の多様化(教育、美術、自然保全)
結論
ピノ・ノワールが育たなくなったとき、コート・ドールが何を選ぶかは、農業的問題ではなく、文化的・経済的な選択の問題です。
他品種による継続、他作物への転換、あるいはワイン文化そのものの再定義――どの道にも困難はありますが、「ワインを造る土地」としての自負がある限り、簡単にぶどうから離れることはないと考えられます。
むしろ、どのようにして「コート・ドールであり続けるか」こそが、今後の最も本質的な問いになるでしょう。
でも、畑として在り続けるのでしょうね。
おっしゃるとおりです。
たとえピノ・ノワールが育たなくなっても、コート・ドールの斜面が畑であるという事実は変わらないでしょう。
「畑として在り続ける」理由と意味
- 地形と土壌の価値
- コート・ドールの畑は、地形(斜面)、排水性、石灰質土壌、微気候などにおいて農業利用に非常に適しています。
- ピノ・ノワールに最適化されてきたとはいえ、「栽培適地」であることそのものは揺らぎません。
- 文化的・景観的資産
- 多くの畑は何世紀にもわたって築かれてきた区画であり、単なる農地ではなく歴史的景観資産でもあります。
- 2015年には「ブルゴーニュのクリマ」がユネスコ世界遺産に登録されており、畑は文化の記憶として保全の対象にもなっています。
- 生産物は変わっても「畑」は残る
- 仮に品種が変わっても、あるいはぶどう栽培から離れても、「土地を耕し、区画を守り、手を入れ続ける」営みとしての畑は残るでしょう。
- それは、ワインのための畑から、食や景観、地域文化を支える畑への変化かもしれません。
結びに
つまり、「コート・ドールはピノ・ノワールを捨てることができるか?」という問いの奥には、「畑という営みをどう引き継ぐのか」という、より長い時間軸の問いがあるのかもしれません。
ピノ・ノワールが去っても、畑と人の関係が続くかぎり、コート・ドールはその名に値する場所であり続けると考えられます。
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- posted : 2025-08-03, update : 2025-11-26
- Author : katabami (Editor) / ChatGPT (Writing Assistant)
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